株主総会の状況(2020年)
- 弊社は有沢製作所の株主総会に出席し、株主総会の場で発言をしてまいりました。詳細はこちらをご参照下さい。)をご覧ください。以下は、発言要旨です。また、株主提案については最下部をご覧ください。
- 当社取締役会の(株主提案に対する)反対意見に「経営側におけるその的確な把握が必要であることは、当社としても十分に理解している」と記載があるが、本当は当社の経営者は資本コストの意味について理解していないのではないか。(略)有価証券投資で9年で30億円強の運用益と自慢げに記載しているが、IRR 1.7%程度である。これで資本コストを上回っていると言えるのか。当社経営陣が資本コストの考え方を全く理解していないことが判る。
- 当社は、保有する有価証券は、近い将来のM&Aに使用すると説明している。しかし、多額の有価証券を保有すると当社の資本効率が下がり、結果として現在のPBR0.6倍と株式の評価も低くなる。本来は、M&Aの都度、借入金を中心に調達するべきだ。そもそも、有価証券を保有することが問題である。株主としては、当社に有価証券運用を期待しているのではなく、本業での利益を期待している。
- 株主提案書に関するプレスリリースへのリンク
(出所:臨時報告書より弊社作成)