弊社との対話内容
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- 弊社は株主として、2019年8月から、有沢製作所の経営陣との対話を重ねてきました。経営陣との面談による対話などのほか、書面でも意見を伝えています。弊社は数多くの対話を重ねてきており全てを記載できませんので、以下ではその中のいくつかをご紹介します。
- 2019年9月に送付した書面で弊社が表明した意見
- コーポ―レートガバナンス改善の必要性
- 社外取締役との面談の依頼
- 割高な買収により株主価値を毀損させないでいただきたいこと
- ⇒全文へのリンク
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- 2019年11月に行ったプレゼンテーションの要点
- 当社株価の低いバリュエーションと低い財務レバレッジの問題
- 投資家が望む中期経営計画のポイント
- 2019年11月に行ったプレゼンテーションの要点
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- 2020年1月に送付した書面で弊社が表明した意見
- 社外取締役との面談の依頼
- 商事法務に寄稿された「社外取締役と機関投資家との対話」と題する論稿の紹介
- 2020年1月に送付した書面で弊社が表明した意見
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- 2020年3月に送付した書面で弊社が表明した意見
- 資本コストを意識した中期経営計画の策定
- 有価証券の売却及び手取り金を用いた株主還元
- コーポレートガバナンスの改善
- ⇒全文へのリンク
- 2020年3月に送付した書面で弊社が表明した意見
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- 2020年7月に送付した書面で弊社が表明した意見
- 社外取締役との面談の依頼
- 有沢社長の意向ではなく、社外取締役ご自身で面談要否をご判断いただきたいというお願い
- ⇒全文へのリンク
- 2020年7月に送付した書面で弊社が表明した意見
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- 2020年8月に行ったプレゼンテーションの要点
- 株主資本コスト及び加重平均資本コストの概念
- 資本コスト並びに株主価値及び企業価値の関係性
- 2020年8月に行ったプレゼンテーションの要点
トピック:資本コストに関する社外取締役との面談
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- 2021年3月に弊社は社外取締役との面談を行いました。面談においては、社外取締役に期待される役割に関する意見交換や、中期経営計画において当面ROICがWACCを超えないことについての株主としての不満をお伝えしました。
- 以下は面談要旨です。
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WACCの考え方に基づくと、企業価値を向上させるには、WACCを上回る資産を持つ必要がある。当社のBSには多額の有価証券が計上されているが、有価証券にはWACCを上回るリターンがあると思うか
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数値だけを見て計算して答えを出すのは誤解を招くと思う
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数値以外の何を見れば良いのか
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保有することについての価値は色々な見方をしないといけないと思う
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株式会社の目的は株主の利益、つまりは株価の値上がり益と配当の最大化だ。従って、数値は非常に重要だが、そのような回答をされると社外取締役としての責務をご理解されていないのではないかと疑ってしまう
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中期経営計画で示したように、ROICがWACCを下回っていることは認識している。時間はかかるが中期経営計画では6%のROICを達成し、WACCを上回るようにしようと思っている(※)
- ※有沢製作所は中期経営計画において、2020年3月期のWACCを5.35%と開示している。
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ROIC<WACCの状態が3年間も続く前提の中期経営計画というのは、株主として納得いかない。そもそも、WACCよりリターンの低い有価証券を持っていることは、株価が低く評価されている理由の1つだ。早く有価証券を売却していただきたい
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ご意見として承った。取締役会で議論したいと思う
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